デメリット・メリット

日本での最高齢での出産は60歳です。
テレビでは、高齢で元気に出産している芸能人の話題も多く耳にします。
しかし、高齢出産というと、まずデメリットを考えてしまう人が多いのではないでしょうか。

高齢出産のデメリット

高齢出産にリスクが伴うのは確かではありますが、全ての人にリスクがあるわけではありません。高齢出産の初産でも、元気に妊娠・出産をこなしている人も多くいます。

若いからと言って、リスクがないというわけではないのです。

デメリットばかりを気にしてはいけません。
デメリットを理解して、予防を心がけることが大切です。

妊娠高血圧症候群

2003年までは妊娠中毒症と呼ばれていました。
妊娠高血圧症候群は、高血圧・尿たんぱくの両方、またはどちらかの症状が現れていて、それが妊娠前にはなかった症状である場合を言います。
症状が重くなると母子共に危険な状態になります。

2003年に改名されるまでは、むくみも症状の一つとされていましたので、むくみも妊娠中毒症のサインと言えるので注意が必要です。
また、年齢と共に血圧が高くなってくるので、高血圧に気をつけなくてはなりません。

塩分の取りすぎ、太りすぎ、不規則な生活は良くありません。

帝王切開

高齢出産では子宮口や産道が硬く出産に時間が多くかかり、難産となることが多いようです。母子の負担を考えて帝王切開に切り替えることが多いようです。
また、初めから帝王切開を勧める産院も多いです。

出産はリラックスしていないと子宮口が開きにくく、赤ちゃんがなかなか出てこられません。

高齢出産というだけで、リラックスできずに難産となってしまう場合もありますので、余計に緊張しすぎないことも大切です。

先天性異常

高齢出産だけでなく、何歳で出産しても先天性異常が現れる可能性はあります。
しかし、高齢出産の場合、先天性異常が現れる可能性が高くなっていることを理解しておかなくてはなりません。

女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて先天性異常の現れる可能性は高くなります。
女性だけが原因ではありません。

不妊症

不妊治療を長期で続けて高齢出産となる場合もありますが、35歳以降で子作りを始めて、不妊が発覚する場合もあります。
男性も女性も年を重ねるごとに生殖器が衰えてきます。

女性は、生まれてきたときから卵子を持っていて、新しく作られることはありませんので劣化してきてしまいます。

高齢出産をしたくても、妊娠しにくい場合もあるということを頭において、夫婦で相談しながらライフプランを立てることが必要です。

高齢出産のメリット

高齢出産には多くのメリットがあります。

夫婦共に人生経験豊富なので、さまざまな面での余裕があると言えます。

金銭面の余裕

高齢出産に望む女性の多くは、仕事を続けてきてしっかりと収入のある人が多いです。
夫も同じように収入がありますので金銭面に余裕があります。

また、出産するまでに貯金する期間も長くありますので、若い時期に出産している場合に比べて金銭面の余裕がある場合が多いです。

精神的な余裕

若い時期に出産している人から「もう少し遊びたかった」などという声を聞いたことはないでしょうか。
高齢出産を望む夫婦は、仕事もしてきたけれどプライベートも充実させてきたという人が多く、子育てに集中して向かう人が多いです。

また、人生経験が豊富なので、子育てに対しても大きな気持ちで向かうことができます。
親が気持ちの余裕がなくてイライラしているのは、子供にとってよくありません。

若返りの可能性

妊娠すると女性ホルモンが増加すると言われています。
本来35歳以降は女性ホルモンが減少してくる時期なのですが、妊娠によって女性ホルモンが増えて肌の調子が良くなったり、精神的にもイキイキして若返る可能性があります。

「この子が成人するまでは頑張らないと」などという気持ちも、女性を若くするのかもしれません。
また、小さな子供を連れていると、周囲には若く見られるというところもあるかもしれませんね。

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